伝承民芸織物 草木染 手織 信州飯田つむぎSold Out
伝承民芸織物 草木染 手織 信州飯田つむぎ
飯田紬は素朴な手織りが特徴です。
絹 100%
草木染め くるみ染め
反物巾 約38cm
反物の長さ 約12m
飯田紬とは
【読み:いいだつむぎ】
飯田紬は長野県飯田市で織られる絹織物です。植物染料で糸染めし、手織りで織られます。「飯田格子」という呼び名ができるほど、暖かく柔らかな風合いの紬で人気を呼びました。現在の飯田紬は、柄よりも織り味を重視して、手紡ぎの節糸などを生かしたぼかしのものも多くみられます。織りは打ち込みを強くしてしゃきっとした地質が特徴です。
信州紬の特徴は、渋い光沢と民芸的格調の高い染めにあるといわれる。原料に生糸、天蚕、玉糸、真綿の手紡ぎ糸を用い、草木を主とした染料と古来から伝わる染め技法による「草木染め」によって縞、格子、絣、無地調などの染めが行われる。この草木染めは、同じ色が二度と出ないといわれるほど繊細な作業である。これを「手機(てばた)」とよばれる織機で、一反一反手仕事で織ることにより一点ものの風合いや素朴さが引き出される。また、緑色の繭を作る「天蚕(やまこ)」から繰った糸を原料に使うこともあり、この糸で織った紬は軽く丈夫であり、親・子・孫の三代にわたって着られると言い伝えられている。
生産体制の面は、信州紬という総称で伝統工芸品に登録されたのちも各地で独自性をもったものづくりがされているという「広域分散型」の特徴、他産地と違って分業ではなく、各企業が織物の全工程を一貫して行うという「一貫生産型」の特徴がある。
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