還暦のお祝い用「赤のちゃんちゃんこ」について
さて、先日少し説明させていただいた、還暦のお祝いですが
前回の記事をもう一度おさらいしたと思います。
還暦祝いは本卦還り(ほんけがえり)ともいい、昔は60歳まで生きることは長生きだったので、干支が一巡し誕生年の干支に還ることから、長寿のお祝とともに、これからの人生を健康に過ごしていけるように祈願して、「魔除けの色」とされる赤の衣類を身につけるようになったようです。
今では60歳なんでとても若いので、還暦祝いを長寿のお祝なんていうと、「私はそんなちゃんちゃんこを着るような年寄りではない!!」なんて、ちゃんちゃんこを着るのを拒否されてしまうことも多く、注文をいただいた後に本人にいらないといわれてしまったとキャンセルになることもあるのですが、干支が一巡し誕生年の干支に還り、これからの人生を新たにスタートする節目の行事と考えればいいのではないかと思っています。
要約すると
- 還暦祝いは満60歳のお祝いである。
- 昔は長寿のお祝でしたが、今では60歳はまだまだ長寿という感じではない。
- 干支が一巡し誕生年の干支に還る(本卦還り)ので、新たな人生が始まる節目としてこれからの人生を健康に過ごしていけるように祈願するためである。
ということではないかと思います。
企業の定年も65歳になっていく流れではありますが、まだ60歳のところが多く、サラリーマンの方にとっては大きな人生での節目でもあります。
3月には企業の定年の方の送迎会が多く行われますが、そのせいか、3月は赤いちゃんちゃんこがよく売れます。
また、ウィキペディアによると
西洋での60年祭
西洋では、ダイヤモンドを60周年の祝いに贈ったり、60周年の象徴とする風習がある。結婚60周年はダイヤモンド婚式ともいい、ことにヴィクトリア女王の即位60周年は、ダイヤモンド・ジュビリーとして盛大に祝賀された。
ということで60年というのが大きな節目となっています。
なので、ぜひとも赤いちゃんちゃんこで還暦のお祝いをやってもらいたいのですが、ひとつ、注意をしなくてはいけないことがあります。
それは、還暦のお祝いは是非ともサプライズでやってもらいたいということです。
本人に赤いちゃんちゃんこのことを話すと、拒絶の可能性が高まります。
お祝いの当日にサプライズでちゃんちゃんこを着せると最初は抵抗されるかもしれませんが、着てしまえば主役なのでまんざらではないことが多いのです。
還暦のお祝い着をご購入いただいたお客様から感謝のメッセージなどを頂くことも多いので間違いありません。
下の写真は、以前、私が行っているジムの会長(元世界フライ級チャンピオン 花形 進会長)にモデルをお願いして撮影したものですが赤いちゃんちゃんこ姿かっこいいと思いませんか??(^m^ )
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